音符の置き方
ファイルをダウンロードしよう
まだ挫折は早いですよ。大丈夫です。怖いのは見た目だけですから。
では前回の続きです。
今回は、一から譜面を作るのではなく、テンプレート(あらかじめ情報がある程度入力されたもの)を使用していきます。(初心者万歳)
早速ダウンロードしましょう
今回選ばれた曲はすりぃさんの「エゴロック」です。
理由としては、早さがちょうどよく、時間が短いからです。
また、制作する前に曲を一度聞いとくといいです。(かっこいい!)
確認
ダウンロードしたら、ファイルをまるごと次郎にぶち込んでください。
次郎を起動して表示されていれば、導入成功です。
確認したら、Win標準搭載のテキストエディタでもなんでもいいので中身のエゴロック.tjaを開きます。
中身
TITLE:エゴロック
SUBTITLE:--すりぃ
BPM:225
WAVE:エゴロック.ogg
OFFSET:-0.038
SONGVOL:50
SEVOL:100
DEMOSTART:34.65
SCOREMODE:2
GENRE:ボーカロイド
//Oni 3
COURSE:3
LEVEL:10
BALLOON:
//最大コンボ コンボ
//応援よろしくお願いします
#START
#END
謎の単語が羅列している?そうですね。
とりあえず大雑把に理解しましょう。
解説
太字+※は必須
TITLE タイトル(自由です)※
SUBTITLE サブタイトル(作者とか)
BPM 曲のテンポ※
WAVE 曲を指定しています(わかんなくていいです)※
OFFSET 曲のタイミング合わせ(わかんなくていいです)※
SONGVOL 曲音量
SEVOL 太鼓とかどんちゃんの声の音量
DEMOSTART 曲を選ぶと流れる部分(基本サビ)
SCOREMODE スコアの加点方法(わかんなくていいです)
GENRE ジャンル
COURSE コース(おにとか)
LEVEL ☆の数※
BALLOON ふうせん音符の時に使う打数
#START 譜面が始まる所※
#END 譜面終わり※
疲れた。ここまで覚えたら休憩しましょう。(丸暗記は必要ないです)
つまり?
解説はわかりましたか?
まあつまり日本語に直すと
※「//」はコメントの意味で譜面に一切影響しません
TITLE:エゴロック タイトルはエゴロックです
SUBTITLE:--すりぃ 作曲者はすりぃさん(--はつけなければいけないもの)
BPM:225 曲のテンポは225です
WAVE:エゴロック.ogg 音源ファイルは「エゴロック.ogg」です
OFFSET:-0.038 音源と譜面のずれの差は0.038です
SONGVOL:50 曲は50%の音量で流れます
SEVOL:100 太鼓の音は100%で流れます
DEMOSTART:34.65 サビはこっから始まります
SCOREMODE:2 スコア加算方法は真打です
GENRE:ボーカロイド ジャンルはボーカロイドです
//Oni 3 おには3で表しますというコメント
COURSE:3 コースはおにです
LEVEL:10 ☆の数は10です
BALLOON: 風船はつかいません。
//最大コンボ コンボ 最大コンボのコメント
//応援よろしくお願いします 応援強制コメント
#START こっから始まります
#END これで終わります
こんなとこですかね。
音符を並べよう
さていよいよ本題に入ります。
先ほど言った通り譜面は#STARTと#ENDの間に書き込みます。
とりあえず中に 1110, とおいてみてください。
注意 「.」ではなく「,」です!
次郎を開くとエゴロックがありますね。
ドンのボタンを押して開きます。
演奏画面でスペースキーを押すと始まります。
正しければ ドン、ドン、ドン となりますね。
ドンだけだと寂しいのでカッもいれてあげます。
三つ目の1を2に変えて、1120, にしてください。
正しければ ドン、ドン、カッ となります。
このことから、1がドン。2がカッを表すことがよく分かったと思います。
なんかこれだけでもう譜面が作れそうな気がしませんか?
さてみなさんも気になっているこの0という数字。
試しに消してみましょう。
…気持ち悪くなりましたね。
この「0」という空白の概念は、音符の間に詰めてあげるクッションみたいなものです。
これがあることでちょうどよく音符が詰まるんですね。
ちなみに 1120, は文字が4つなので4分音符といいます。なんか○分音符って難しそうだな…って人もこれで直感的な物と理解できると思います。
さて先に進みます。
改行して 1121, と打ってみましょう。コピーして4行ほど。
#START
1120,
1121,
1121,
1121,
1121,
#END
すごく譜面っぽい…(感動)
ってなりませんか?
さて長くなりすぎましたね。次回は簡素すぎるこの譜面を密度で彩る方法を教えます。
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